2006年12月29日(金) 11時00分
SNSによって変わる音楽(オリコン)
今や500 万人を超える参加者をもち、今年最もメディアを賑わした言葉のひとつに数えられたmixi。同時にSNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)というインフラの影響力が注目され、それを音楽のプロモーションに活用できないかと、いくつかの新しいサービスが立ち上がった。
音楽専門のSNSでは全世界1億人が登録し、「ポップ・カルチャーにおいてMTV以来の力を持つメディア」と評されたマイスペースが広く知られるところであったが、この10 月にいよいよ日本に上陸、日本版が立ち上がった(
写真はこちら )。
日本版マイスペースの場合、国内の法令を遵守しながらローカライズされるということで、ベータ版開始時点では準備中のサービスも多い。その他にも今年はKDDIが1 月にスタートさせた音楽総合サービスのLISMOにはSNSテイストのサービスが盛り込まれているし、5 月には前述のmixiがPC 上での再生リスト共有機能などを盛り込んだmixiミュージックを導入して、音楽分野に本格的に参入している。
また7 月にはエキサイトがイギリスの音楽SNSのLast.fmを開始、さらにはレーベルゲートも7 月にソニーから引き継ぐかたちで音楽SNS、PLAY LOGのベータサービスをスタートさせている。
このようにネットワーク、コンテンツ関連の大手企業が続々とこの分野への参入を行っている。
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