2006年12月29日(金) 11時00分
年末の番組出演でキグルミの注目度再上昇(オリコン)
2006年のCM界が生み出した最大の人気者といえば、キユーピー「あえるパスタソース」のCMソングから誕生した女の子のデュオ“キグルミ"ではないだろうか。グループ名そのままに、頭にたらこのキグルミをかぶって、ヒット曲の「たらこ・たらこ・たらこ」を歌う姿は、バラエティ番組やワイドショーなどでも盛んに取り上げられたため、商品CMにとどまらない大きな広がりを生み始めた。12月には年間回顧の意味合いも含め、これまで以上に番組出演が重なり、なお一層の認知の高まりが予想される(
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「子供が好きで、踊りだす」(埼玉県/32歳)、「気が付くと口ずさんでいる感じ」(群馬県・40歳)。口ずさみやすさと、子どもにまで支持される親しみやすさ。曲が使われ始めてから長い時間が経過したにもかかわらず、鮮度・人気とも落ちないのはそんなところに理由がありそうだ。
キグルミのメディア露出アップによって勢いが増した“たらこ"同様、ここに来て、放映本数がアップした商品のCM曲も上昇の兆しを見せている。それが8位の「クノールカップスープ」で使われているCHEMISTRY「約束の場所」だ。冬の寒さを忘れさせてくれる“あったかい食べ物"の代表格・スープ。長澤まさみを起用したアットホームな映像に、CHEMISTRYのやわらかなハーモニーが重なり合うことで、心までポカポカになっていくCMだ。
「商品イメージによく合った暖かい声とメロディーだったので」(東京都/49歳)、「なんか、あたたかくなる感じがします」(茨城県/20歳)。映像がビデオ作品として発売され注目を集めている「カップヌードル」のタイアップ曲「This Is Love」も再浮上を見せ始めている。
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