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一連の耐震偽装問題で構造計算書の偽造が指摘されていた太宰府市の設計会社「サムシング」(02年廃業)について、国交省九州地方整備局は27日、実態の早期解明を目指す協議会を作った。国交省や各地の自治体など19団体で構成。今年度末までに各自治体の調査報告をまとめ、構造設計を担当した建築士の処分を検討する。
発足したのは「九州地方構造計算書偽装問題対策連絡協議会」。この日の会議で安全確認を終えていない524物件のうち、構造計算書が残っている物件の再調査は年度内に終えることを確認した。調査を終えた257件のうち5件については構造計算書に「偽装の疑い」があったという。5件はいずれも福岡市内の集合住宅。
国交省は、各自治体の調査結果を元に、同社を経営していた仲盛昭二・1級建築士の処分を検討する方針。すでに42件については構造計算書に「不整合」があったと指摘しており、悪質性が高いと確認されれば免許取り消し処分もあり得るとしている。
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41000000612280003