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被告は控訴し、大阪高裁の渡辺等裁判長は同日の判決で「訴訟手続きに違法があった」として一審判決を取り消し、審理を地裁に差し戻した。
同地裁では9月にも別の女性書記官が民事裁判の被告の呼び出しを忘れ、判決を言い渡していたことが明らかになったばかり。相次ぐミスに地裁の大山隆司所長は「誠に申し訳ない。あらためて職員に注意喚起し、再発防止に万全を期したい」としている。
地裁によると、大阪府大東市の男性が貸金1100万円の支払いを求めた訴訟で、書記官は9月下旬、訴状に通常同封する第1回弁論期日の呼び出し状を入れ忘れ、訴状だけを被告の男性に送った。
民事訴訟法159条は被告が弁論に出頭しない場合、原告の主張を認めたと見なすと規定。大阪地裁は10月23日の第1回弁論で、不在の被告に全額の支払いを命じる判決を言い渡した。
ZAKZAK 2006/12/28