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NHKは、「『カラ出張』など公金を詐取するようなものは発見されなかった」と結論。しかし、一連の不祥事の発端となったチーフプロデューサーの制作費着服(〇四年七月発覚)以降も不適切な経理処理が続いていたことが確認されたことになり、公金意識をあらためて問われそうだ。
不適切な処理の内訳は▽出張旅費の未精算が四百三十三件(九百二十二万四千三百円)▽出張日当の誤請求や重複請求が二百五十三件(九十四万二千三百六十円)▽使用時間の逸脱などタクシーの不適切使用等が三百七十七件(百二十万三千三百五十九円)−など。いずれも制作費の着服が発覚した後も続いていた。
処分を受けるのは、当時の衛星放送局チーフプロデューサー(停職一カ月)、同チーフディレクター(出勤停止三日)、山口局チーフカメラマン(停職一カ月)、同カメラマンの上司(減給)、福井局記者(出勤停止五日)、報道局ディレクター(減給)。このほか百七十七人を訓告、厳重注意処分とする。刑事告発はしない方針で、不正受給分は返還させるという。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20061227/mng_____sya_____007.shtml