2006年12月27日(水) 17時02分
地デジ詐欺:架空工事!?で契約 ご注意を /大分(毎日新聞)
今月から県内で始まった地上デジタル放送で、工事費をだまし取ろうとするケースが、佐伯市への市民の電話相談で分かった。
同市によると、11月30日に寄せられた女性からの電話相談では「別府市の祖母の家に、アナログ放送からデジタル放送に切り替え工事に来た」といって上がり込み、作業をして工事費5万円を支払う契約書に署名、なつ印させた。女性が「おかしい」と市に電話で相談し、担当職員は解約の手続きを勧めたという。実害の有無は不明。
地デジ放送を見るには対応テレビか専用のチューナーが必要だが、佐伯市は広報紙で「2011年7月までアナログ放送は続くので急いで買い替えの必要はない」としている。また、民放関係者は「地デジ放送を見るための契約は存在しない」と注意を呼び掛けている。
県消費生活男女共同参画プラザ「アイネス」は同様のケースがあった場合の相談を、月曜〜金曜日の午前9時〜午後4時半、097・534・0999で受け付けている。【下畑和幸】
12月27日朝刊
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061227-00000251-mailo-l44