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調査は1月から今月までネット商店街の運営業者30社と出店業者362社、消費者約1170人を対象に実施した。
その結果、ネット商店街の取引は、6割以上の市場占有率を握る楽天とヤフー、「DeNA」の3社に集中。一方、出店は中小規模の業者が大部分を占め、電子商店街を通じた取引への依存度が6割以上という業者が半数以上だった。
このため、報告書は、大手運営業者が「取引事業者との取引上の立場において優位に立つ場合がある」と指摘。そのうえで、運営業者が任意に出店手数料を変更できる規定や、商店街上で通貨のように使えるポイントの原資を出店業者に求める規定など、楽天やヤフーが出店業者と結んでいる契約について、出店業者に「不当に不利益を課す場合」は、優越的地位の乱用にあたる恐れがあると指摘した。