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30日に開幕する「第85回全国高校サッカー選手権大会」(日本サッカー協会など主催)に、大阪朝鮮(東大阪市)が出場する。今年のチームは、前大会で8強入りした中軸選手が多く残っているため、戦力が充実。選手たちは準決勝・決勝が開かれる高校サッカーの「聖地」、東京・国立競技場でのプレーを目指している。
同校の出場は、2年連続3回目。今年は、技術力の高い選手が多く、チームづくりは当初、短いパスやドリブルでボールをつなぐスタイルを目指した。しかし、高校総体府大会準々決勝で敗れるなど結果が出なかった。
このため、夏以降は前年と同じ「走るサッカー」を基本にして選手配置も換えた。選手権府大会では、運動量と技術力がかみ合い、全試合で計2失点という堅守を披露。決勝でも安定した試合運びを見せ、大阪桐蔭を2—1で破り、連覇を果たした。
攻撃は、金泰弘(キム・テホン)、趙尚熙(チョウ・サンヒ)両選手(いずれも3年)らのMF陣が緩急の変化をつけて組み立てる。FW趙栄志(チョウ・ヨンジ)選手(3年)は、俊足と思い切りのよいシュートが持ち味だ。DFは金俊和(キム・チュンファ)主将(同)がまとめる。セットプレーでは、同じくDFの朴帝宣(パク・チェソン)選手(同)による正確な左足キックが武器になる。
大会では、31日の初戦で強豪の桐光学園(神奈川)と対戦する。
金主将は「前大会の成績が、まぐれでないことを証明してみせる。自分たちのサッカーができれば、国立に行けると思う」と話す。康敏植(カン・ミンシク)監督(36)も「前大会は『このまま国立に出てもいいのかな』と、正直思った。今年は遠慮しません」と話していた。
http://mytown.asahi.com/osaka/news.php?k_id=28000000612260002