2006年12月26日(火) 20時01分
「無料体験」は誇大表示=家庭教師のトライに警告−公取委(時事通信)
家庭教師派遣業大手のトライグループ(東京都千代田区)が授業を無料体験できると宣伝したのは、景品表示法違反(有利誤認)の恐れがあるとして、公正取引委員会は26日、同社に警告した。
公取委によると同社は3月、「授業料をいただく前に効果をお試しください。何度でも無料で授業を受けることができます」と記した新聞折り込み広告を関東、中部地方の約25支店で配布した。実際に体験授業を受けるためには、家庭教師派遣の本契約を結んだ上で、登録費など最大3万9900円を支払う必要があった。
体験授業を受けた人が契約を解除すれば、同社はこうした費用を返還していたが、公取委は広告は誤解を与えると判断した。他地区の支店は契約前に無料体験を行うなどしており、問題はなかった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061226-00000109-jij-soci