2006年12月25日(月) 11時10分
湯沸かし器事故、パロマが遺族に見舞金百数十万円提示(読売新聞)
パロマ工業製の瞬間湯沸かし器による死亡事故が相次いだ問題で、同社側が遺族に百数十万円の見舞金を提示していたことが分かった。
関係者によると、先月から今月にかけて、パロマ側から遺族に見舞金の支払いの提案が、電話と手紙であったという。遺族の一人は「補償交渉を進める前提としての誠意と受け止めた」と話している。
遺族への対応については、同社側が設置した有識者による第三者委員会が21日、見舞金を支払って和解した過去の裁判を参考にすべきと提言している。
同社は事故公表後、3件の事故の遺族らと補償を含めた交渉を続けていた。パロマ広報室では「28件すべて事故の遺族らと誠実に対応したいと考えている」としている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061225-00000403-yom-soci