2006年12月25日(月) 14時23分

パロマが見舞金提示　湯沸かし器事故問題（朝日新聞）

　パロマ工業製ガス湯沸かし器で一酸化炭素中毒事故が相次いだ問題で、同社が一部の遺族に対して見舞金の支払いを提示していることが２５日明らかになった。同社は「話し合いが進めば年内にも支払う準備がある」としている。

　同社によると、少なくとも３件の事故の遺族と、１１月から見舞金の支払いも含めた話し合いを進めているという。

　同社が設置し、事故原因などを調べていた第三者委員会は、２１日に提出した報告書で見舞金など金銭的補償の必要性を示唆していた。

　パロマ工業広報室は「報告書の前から話し合いは続けてきた。解決の一つの方法として見舞金で同意をいただければ、すぐに支払う準備はできている」としている。

http://www.asahi.com/national/update/1225/NGY200612250011.html