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ESOによると、チリ・パラナル山頂にあるVLTの職員が、全天カメラに映る光に気づいた。光は約45分にわたってゆっくり空を流れ、最後は雲のようになってかき消えた。外に出て光を確認した職員は「大マゼラン雲ぐらい明るかった」とESOに報告した。
彗星(すいせい)の研究者も交えて正体探しとなった。流れ星にしては速度が遅く、国際宇宙ステーションや人工衛星の通過でもなかった。
物体までの距離を測定したところ、高速で上昇していたことが分かり、同日に鹿児島県の種子島から打ち上げられたH2Aロケットと判明した。ロケット本体は南米沖の太平洋上空で衛星を分離した後、大気圏で燃え尽きる。撮影されたのは2段目のロケットの燃焼で、燃焼が終わって見えなくなったと考えられている。
ESOは、インターネットで「サンタのそりにしては早すぎた」と紹介している。
http://www.asahi.com/national/update/1223/TKY200612230292.html