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近未来通信被害対策弁護団の紀藤正樹弁護士は決定について、「近未来通信の『事業』に何ら実態がなかったことが認められたもので、当然の結果だ。しかしながら、被害者にとっては本格的な被害回復のための開始点に過ぎない。弁護団は裁判所と管財人に最大限の協力を行い、近未来通信から散逸している財産を早期に回収し、被害者に配当ができるよう、努力していきたい」との声明を出した。同弁護団によると、現時点で少なくとも二百数十人の被害者から総額30億円の被害の訴えがあり、弁護団は「最終的な被害額は100億円を超える可能性もある」としている。
各地の地裁では、投資家が近未来通信を相手に損害賠償を求める訴訟を起こしている。警視庁は同社を詐欺容疑で捜索し、特捜本部を設置して捜査に当たっている。
http://www.asahi.com/national/update/1220/TKY200612200196.html