2006年12月20日(水) 14時48分
偽造印紙使った車検業者死亡、車使用者に再納税要請(読売新聞)
東京都多摩市、八王子市などで2002年8月〜03年7月、約180台分の車検で自動車重量税の納付に偽造印紙が使われ、関東運輸局が車の使用者に改めて総額約690万円の重量税を請求していることが20日、わかった。
印紙は多摩市の車検代行業者が偽造したとみられ、車の使用者は業者に重量税相当額を払っているが、業者は死亡。
運輸局は「重量税は未納状態。納税義務は車の使用者にある」と主張するが、二重払いとなる使用者からは怒りの声が上がっている。
納付を求めているのは関東運輸局の多摩、八王子両自動車検査登録事務所。
03年6月、多摩自動車検査登録事務所に提出された車検申請書で、重量税納付分として添付された印紙の光沢が実物と違うことを職員が発見。調べたところ、両事務所で計約180件の偽造印紙が見つかった。印紙は6300円〜3万7800円のもので、総額約690万円相当だった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061220-00000406-yom-soci