2006年12月20日(水) 14時42分
防衛施設局の騒音調査、落札率低下は見せかけ(読売新聞)
防衛施設庁の談合事件を受けて一般競争入札を導入した防衛施設局発注の騒音対策工事に関する調査業務の予定価格が、業務内容が変わらないのに昨年度より平均18%高く設定されていたことが読売新聞社の調べで分かった。
このため、落札率(予定価格に落札価格が占める割合)は平均77%と低かったが、実際には見せかけにすぎないものだった。
一般競争入札の成果として落札率の下落が指摘されるが、予定価格の操作で、いくらでも変えられる“からくり”が判明した。
入札はいずれも、昨年度まで随意契約で受注していた防衛庁所管の財団法人だけが参加しており、改革が骨抜きになっている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061220-00000006-yom-soci