2006年12月14日(木) 20時09分
「湯の花」と偽り入浴剤、草津温泉の4業者に排除命令(読売新聞)
群馬県・草津温泉の土産品販売業者らが、原油から生産された硫黄などを混ぜた入浴剤を、温泉成分が沈殿した「湯の花」であるかのように表示・販売していたことがわかり、公正取引委員会は14日、景品表示法違反(優良誤認)で4業者に排除命令を出すとともに、6業者を注意した。
また、神奈川県・箱根温泉で同種の問題表示をしていた3業者を注意した。
排除命令を受けたのは、草津温泉地区の土産品販売「湯本物産」「笹乃屋」「さつき物産」と「ホテル一井」で、硫黄と炭酸カルシウムを混ぜた入浴剤の包装袋に「天下の名湯 草津温泉湯の花」などと表示し、約500円で販売。年間で計約3000万円を売り上げていた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061214-00000412-yom-soci