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午後8時20分からのルポルタージュ番組の開始直後、臨時ニュースのかたちで「国王が国を離れた」「ベルギーはもはや存在しない」などと放送された。突然できた「国境」に路面電車が阻まれたり、ブリュッセルにある北大西洋条約機構(NATO)本部が警戒態勢に入ったなどとする映像も流れた。
「これはフィクションです」との表示が出たのは30分後だったこともあり、RTBFのサイトはアクセスが殺到して接続できなくなった。AFP通信によると、駐ベルギー大使の中には放送を本物と思い、本国に報告する例もあったという。
RTBFによると、この架空放送は2年かけて準備したという。ティラン報道局長は「北部の独立問題は政界の一部だけで話題になっている。もっと広い議論を起こしたかった」と弁明した。