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記者会見で、宮崎県知事選への立候補を表明するそのまんま東氏=14日午後2時すぎ、宮崎市高千穂通2丁目で
「県政の不祥事が報じられ、宮崎に負のイメージが残った。不信、不安を回復しなければいけない」。スーツ姿で報道陣約60人の前に現れ、緊張した面持ちで語った。
00年ごろから、政治に興味を持ってきたという。3週間かけて作ったマニフェスト(選挙公約)はA4判12ページ。政治経験がないことを疑問視する声には「行政に通じた方々がやってきて、宮崎はこういう窮状にさらされた」と反論した。
同県都城市で高校まで過ごした。11月30日に住民票を宮崎市に移し、準備を進めてきた。
よどみなく答えていた表情が神妙になった。暴行事件への関与や、風俗店で少女からわいせつなサービスを受けて芸能活動を自粛した「過去」を問われた時だ。
「今も猛省している。自己意識の変革のために大学で学び、マラソンもした」「イメージを払拭(ふっしょく)するには並々ならぬ努力が必要。これからの私を見てほしい」。一気に言葉をつなぎ、「今の宮崎も不祥事からのリスタート。プロセスは私と重なる」と言い切った。
今回の出馬は、師と仰ぐ北野武さんにも相談。「陰ながら応援している。がんばれ」と励まされたという。13日付で所属事務所との契約を打ち切り、タレント復帰は「ない」と強調。芸名で戦うが、芸能人の応援は考えていないという。
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宮崎県知事選には、共産党県委員長の津島忠勝氏(61)が党公認での立候補を表明。県議会の自民会派(32人)は14日、候補者の絞り込みについて議員が投票し、元経済産業省課長の持永哲志氏(46)を県議団の推薦候補として党県連に報告した。党県連は党を支持する10団体の意見も聴き、19日に候補者を決める予定だ。民主も独自候補を視野に擁立を目指している。