悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。
また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。
自民党衆院議員の小杉隆・元文相(71)(東京5区)の妻(69)が、投資に失敗するなどして、東京地裁に自己破産を申し立て、同地裁は14日、破産手続きを開始する決定をした。
破産管財人によると、負債総額は約14億5700万円、債権者は個人を中心に約260人。
妻の代理人の弁護士によると、妻は1993年ごろ、小杉議員の秘書(当時)から紹介され、エステ店経営会社に総額1億8000万円を投資したが、同社は間もなく倒産。その後も投資を続けたが、2002年ごろには、ヤミ金融業者から年利120%の借金もし、返済が行き詰まった。
ヤミ金融からの借り入れは3業者程度で、残高は1業者につき数千万円。妻は「秘書の給与が払えない」などと言って、小杉議員の支援者らから借金を繰り返していたという。
小杉議員は妻の借金の保証人にはなっていないが、東京都目黒区内の自宅はすでに売却されている。
小杉議員は14日、「妻がしたこととはいえ、多くの方に多大なご迷惑をおかけし、心よりおわびしたい」と謝罪したうえで、「(妻の借金は)政治活動には使っていない」と述べた。