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中間報告によると、亡くなった生徒は入学当初から断続的に、複数の生徒から「うざい」「死ね」「うそつき」など「揶揄(やゆ)に相当する言葉」を投げかけられ、複数のあだ名をつけられていた。
これによって、精神的な苦痛を受けていたと推測されるが、笑って受け流したり、何度も「死ぬ」と繰り返したりしていたため、「多くの生徒は『冗談』としかとらえていなかった」という。
また、生徒が自殺した10月11日に学校のトイレで複数の生徒に囲まれてズボンを脱がされそうになったことに触れ、「『死ぬ』という言葉の真偽を複数の生徒に迫られ、『ウソつき』と言われたくない生徒は追い詰められた可能性がある」と指摘した。
一方、元担任が不適切な言動をしていたことは「おおむね事実」で、軽率だったと批判した。しかし、複数の生徒によるからかいや冷やかしは入学当初からあったのに対し、元担任の言動は自殺の半年から1年程度前だと指摘。教諭の言動が生徒らによるからかいや冷やかしの「一つの要因」になった可能性は否定できないとしながらも、「自殺の直接の要因と判断するのは難しい」との認識を示した。
http://www.asahi.com/national/update/1212/SEB200612120018.html