2006年12月09日(土) 03時12分
塀の中から被害者周辺に脅迫状、検閲素通り…服役の男(読売新聞)
暴力行為の疑いで逮捕された男が、拘置中に被害者周辺の住民に脅迫の手紙を送り付けたとして、栃木県警に脅迫容疑で逮捕されていたことが8日わかった。
少なくとも23通が、拘置所と刑務所の検閲をくぐり抜けて送られていたことがわかっており、検閲が不十分だった可能性が高い。
男は、栃木県大田原市の黒羽刑務所に服役していた岡三男受刑者(54)。
調べによると、岡受刑者は2003年2月、近くの工場に「音がうるさい」と農機具を持って押し掛けたとして暴力行為の疑いで逮捕され、公判中の04年5月ごろ、拘置されていた東京拘置所(東京都葛飾区)から工場周辺の住民に「オレをチクッた(密告した)あんたたちを許さない」などと書いた手紙を送り脅迫した疑い。那須烏山署に被害届が出され、今月4日、逮捕された。
(読売新聞) - 12月9日3時12分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061209-00000201-yom-soci