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市立小11校のほぼ全教員に1台ずつ、計263人にノート型パソコンを貸与し、専用のセンターサーバーと結ぶシステム。児童の通知票や指導記録、名簿などを管理する。作業は職員室に置くパソコンでのみ行うように決め、個人情報のやり取りをネットワーク内に限定させるという。
これまでは、各校に4、5台しかパソコンがなかったため、校長らの許可を得たうえで、自宅に資料を持ち帰って作業することが認められていた。しかし、11月上旬、市立小で勤務していた元臨時講師の私有パソコンから、ファイル交換ソフト「Winny(ウィニー)」を通じて児童69人分の個人情報がインターネット上に流出していたことが判明。システムの導入を急いでいた。
パソコンを全教員に配備し、作業場所を職員室に限定することで、データの持ち帰りを防げるとして、関連の運用指針も改定した。22日までに各学校へのパソコン配備と教員への研修を終え、来年1月9日の始業式当日から本格稼働させる予定。2007年度以降、中学校や幼稚園での導入も進める。