2006年12月08日(金) 14時56分
近未来通信「中国で事業」、新たに15億円集める(読売新聞)
詐欺容疑で警視庁の捜索を受けたIP電話会社「近未来通信」が今年4月以降、中国でIP電話機のレンタル事業を始めるとうたい、中継局のオーナーとして既に多額の資金を投じていた投資家延べ約500人から、新たに総額約15億円を集めていたことが分かった。
この事業については、担当の社員さえ内容を知らされないまま営業するよう命じられていた。警視庁捜査2課は、架空の投資話だった疑いもあるとみて、この事業で投資家から集めた資金の流れなどの解明を進めている。
関係者によると、同社が4月に始めたのは、「フューチャーステージ」と名付けた中国でのIP電話レンタル事業。投資額は1口319万円で、1口につき200台のIP電話機を中国3都市の利用者にレンタルすることで、5年間で年2回、計10回の配当を得ることができ、投資額の8〜8・5%の利益を見込めるとうたっていた。
(読売新聞) - 12月8日14時56分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061208-00000004-yom-soci