2006年12月08日(金) 12時01分
近未来通信：損賠訴訟で請求棄却求める−−前橋地裁・口頭弁論 ／群馬（毎日新聞）
ＩＰ電話会社「近未来通信」（東京都中央区）を相手取り、契約時の説明が不十分だったとして、前橋市内の無職男性（６１）が約２７００万円の損害賠償を求めた訴訟の第１回口頭弁論が７日、前橋地裁（小林敬子裁判長）であった。同社は既に閉鎖し、経営陣も連絡不能になっているが、公判には請求棄却を求める答弁書を提出、争う姿勢を示した。
同社は１１月２８日にファクスで石井優社長名の弁論を同地裁に送付。「請求棄却を求める。反論は追ってする」などと書かれ、訴えに対する具体的な反論はないという。代理人の弁護士は問題発覚後に辞任している。
訴状によると、男性は同社の事業に投資したが資金を回収できず、返金を求めた。【鈴木敦子】
１２月８日朝刊
（毎日新聞） - 12月8日12時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061208-00000062-mailo-l10