2006年12月07日(木) 21時01分
ドコモ携帯、電池に発熱・破裂の恐れ=三菱電機製、130万個回収へ(時事通信)
NTTドコモは7日、三菱電機製の携帯電話の電池パックで、充電中などに異常発熱や破裂の恐れがあるとして、130万個を回収・交換すると発表した。8月から今月4日の間にトラブルが計18件発生。うち1人は、足の裏にやけどを負う被害が出た。原因は、電池を製造した三洋電機の子会社「三洋ジーエスソフトエナジー」(京都市)の製造工程の問題。回収・交換費用は30億〜40億円に上る見通しで、各社の負担は今後詰める。
欠陥が明らかになった電池パックは、2005年11月から06年5月にかけて製造された「D06」で、おもに三菱製の「D902i」に使われている。後継機種「D902iS」「D903i」にも使えるため、ドコモは利用者にダイレクトメールを早急に送り、注意を呼び掛ける。同日、会見したドコモの石川国雄副社長は「ご迷惑をお掛けし申し訳ない」と陳謝した。
(時事通信) - 12月7日21時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061207-00000187-jij-bus_all