2006年12月07日(木) 22時36分
医療保険不払いトラブルの相談増加…国民生活センター(読売新聞)
入院や手術の費用を保障する医療保険や医療特約付き保険を巡るトラブルが急増していることが7日、国民生活センターの調べで分かった。
「ほとんどが不払いの相談で、保険会社側の姿勢に問題があるものが多い」と同センターは指摘している。今年4〜10月に全国の消費生活センターに寄せられた相談は900件で、昨年同期(652件)の1・4倍に上った。また、2001年度に736件だった相談は、05年度には1755件に増えた。
「告知義務違反で保障できないと保険会社に言われたが、販売員は加入時、告知しなくていいと言った」「医療特約付きの子ども保険に加入していたが、子どもが病気で入退院を繰り返したところ、約款に書かれていない社内規定を理由に入院給付金の支払いを断られた」「『だれでも加入できる』という宣伝で加入したのに支払われなかった」といった相談があった。
(読売新聞) - 12月7日22時36分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061207-00000113-yom-soci