悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。
また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。
この日のニフティ株の終値は20万3000円で、公募価格21万円を割り込んだ。終値ベースの時価総額は約462億円。上場で、富士通の出資比率は約7割に下がった。
ニフティは86年にパソコン通信会社として設立。06年3月期の連結売上高687億円のうちISP事業は87%を占めるが、今後はポータル(玄関)サイト「アット・ニフティ」などのネットサービスを強化する。上場で得た約54億円もこの分野に投資する方針だ。
ISP事業は、ADSLから光ファイバー回線への切り替えが今の主戦場だが、自前の回線を持つ通信会社系ISP事業者の勢いが勝っている。
このため、メーカー系の老舗(しにせ)事業者は広告収入が期待できるネットサービスの強化に必死。親離れも広がり、ソニー系のソネットエンタテインメントは昨年12月に東証マザーズに上場。今年7月にはNECビッグローブもNECから独立した。