2006年12月07日(木) 10時58分

コンビニのＡＴＭごと奪われ、被害６５０万円　栃木（朝日新聞）

　７日午前５時ごろ、栃木県市貝町赤羽のコンビニエンスストア「セブンイレブン市貝赤羽店」の男性店員（３３）から「男たちに現金自動出入機（ＡＴＭ）を奪われた」と１１０番通報があった。茂木署が調べたところ、現金約６５１万６０００円が入ったＡＴＭごとなくなっており、店員も手に軽いけが。同署は強盗傷害事件として、男たちの行方を追っている。

　調べでは、同日午前４時５５分ごろ、休憩室にいた店員が、ガラスが割れる音が聞こえたため店に出ると、３人組の男が店舗内に設置されたＡＴＭに布製のひもを巻き付けていた。店員が近付くと、男らは大声で威嚇し、ひもを黒色のＲＶ車につないで、ＡＴＭを引きずったまま逃げた。店員はひもをつかんで抵抗し、その際に右手親指に傷を負ったという。

　ＡＴＭ本体は店から約５０メートル西側の県道脇に放置されているのが見つかった。現金を入れる容器は、約１０キロ離れた同県真岡市内の工場敷地内で、現金を抜き取られた状態で発見された。

　男たちは全員黒い目出し帽をかぶり、１人は黒っぽい上下に、白い手袋と靴を着けていた。

http://www.asahi.com/national/update/1207/TKY200612070157.html