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AP通信によると、ロサンゼルスのカトリック教区は1日、教区の司祭らによる少年に対する性的虐待問題について、教区が被害者に総額6000万ドル(70億円)を支払うことで合意したと明らかにした。22人の司祭に対し、45件の訴訟が起こされていた。
性的虐待問題は、ボストン教区で02年に発覚し、米各地に広まった。ロサンゼルス教区に対する訴えはなお450件近く残っているという。
同通信によると、45件は1950年半ば以前と87年以降の二つの時期に分かれる。これらについては、虐待に加わった疑いのある司祭らに関する資料を公開するかどうか、約1年前から話し合いが続いていた。判事がそれぞれの資料について公開の適否を判断することで合意したという。