2006年12月05日(火) 13時22分
近未来通信詐欺事件 総務相への報告の売上高のうち、70億円については内訳を明示せず(フジTV)
4日に警視庁の捜索を受けた「近未来通信」は、総務省への報告で、180億円とする売上高のうち、およそ70億円については、内訳を明示していなかったことが、FNNが入手した報告書から明らかになった。
近未来通信が総務省に提出した報告書では、2005年7月期の売り上げおよそ180億円のうち、「サーバー売上」項目のおよそ110億円を除く70億円ほどについて、空欄となっていた。
関係者によると、不透明な会計処理から計上ができなかったということで、総務省は、こうした空欄の部分など報告が不十分として、11月末に立ち入り検査に乗り出した。
石井 優(まさる)社長は、立ち入り検査後、「数字が合わないんですよね。わたしが問いただして口すっぱく(言っても)。非常に不明朗な決算内容が提出されてきたことは事実です」と話した。
警視庁では、5日も本社などの捜索を行い、押収資料の分析を進めて、不透明な会計の実態解明を進めることにしている。
[ high
/
low
]
[ high
/
low
]
2006/12/05 13:22
http://fnn.fujitv.co.jp/headlines/CONN00101525.html