2006年12月05日(火) 03時04分
近未来通信「すぐ配当の特別枠」乱発して勧誘(読売新聞)
詐欺容疑で警視庁の強制捜査を受けたIP電話会社「近未来通信」が、投資家に「すぐに配当を受け取れる特別なサーバーを譲る」と持ちかけ、入金を迫っていたことが関係者の話で分かった。
このサーバーは「特別枠」と呼ばれていたが、担当役員の裁量で乱発され、同社は資金繰りが悪化した9月以降は、別の役員が「特別枠が売れないと配当できない」と社員にハッパをかけて大々的に募集。根拠のないセールストークを最後まで続け、被害を一層拡大させた形だ。
近未来通信は、インターネット網と電話回線を結ぶ中継局のサーバー設置費を投資家に負担してもらい、電話利用者が払う通信料から投資家に配当すると宣伝していた。
(読売新聞) - 12月5日3時4分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061205-00000201-yom-soci