『熱心で人気あったが…』事故死ＨＰ掲載の小学教諭（東京新聞）

2006年12月05日(火) 00時00分

　羽村市立小学校の男性教諭（３３）が、自らのホームページ（ＨＰ）に交通事故などで亡くなった子どもの写真や中傷文を掲載していた問題で、四日記者会見を開いた市教委。角野征大教育長や校長らは、問題を把握しながらも適切に対応しなかったことを認め、頭を下げた。

　校長によると、教諭は男子児童には人気があり、教師として熱心な様子だったという。しかし怒りっぽい性格で、言葉遣いがきつい面もあったという。

　校長は「パソコンに強く、学校のＨＰ制作も担当していた」と振り返った。六月にＨＰの問題が発覚する前、児童の一人と保護者から「体をぶたれた」との苦情もあったが、児童への性的行為については「把握していない」とした。

　市教委によると、教諭は一九九六年四月採用。板橋区立と小笠原村立の小学校に勤めた後、今年四月に現在の小学校で五年生の担任になった。現在、あきる野市内の借家で一人暮らしだという。

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