2006年12月04日(月) 15時31分
近未来通信社長、サーバー「休眠」を認識(読売新聞)
IP電話会社「近未来通信」(東京都中央区)が投資家に虚偽の説明をし、多額の資金を集めていた疑いが強まったとして、警視庁捜査2課は4日午前、詐欺容疑で本社など約20か所の捜索に着手、強制捜査に乗り出した。
石井優(まさる)社長(50)は社内で投資家に購入させた通信用サーバーの一部が稼働していないことを認める発言をしていたことや、同社がサーバー設置業者にソフトウエアの組み込みを指示していなかったことも、関係者の話で判明。同課は押収資料などをもとに、巨額詐欺事件の全容解明を目指すとともに、石井社長ら経営陣の立件に向けて捜査を進める。
捜索を受けたのは、本社のほか、東北、中部、関西、九州各支店や石井社長宅(川崎市)、元専務宅(豊島区)など。関連会社「近未来ビデオコム」(中央区)にも入った。
(読売新聞) - 12月4日15時31分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061204-00000005-yom-soci