2006年12月04日(月) 14時00分

石油式給湯機で出火事故相次ぐ　経産省が注意呼びかけ（朝日新聞）

　経済産業省は４日、ノーリツ、東陶機器、長州産業が製造した石油式給湯機で発火事故が相次いでいると発表した。灯油の供給量を調節する弁のパッキンが劣化して油漏れし、機器内部で出火するおそれがあるという。同省は消費者に注意を呼びかけ、３社に改修体制の強化を指導した。

　灯油で湯をわかし、水道の圧力で給湯する機種。０２年以降、機器や周辺が燃える被害がノーリツで２２件、東陶で１９件、長州で１５件確認された。各社は無償改修を進めていたが、今年に入っても事故が続発していたという。

http://www.asahi.com/national/update/1204/TKY200612040243.html