2006年12月03日(日) 09時57分
ばんえい競馬「ラスト」開幕(日刊スポーツ)
砂川市長(手前)に請願書を手渡す馬主協会の大野会長
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今年度での廃止が事実上決まったばんえい競馬の最後の開催が2日、帯広競馬場で開幕した。昨年の帯広初日を約300人上回る1590人が来場。廃止を惜しむ声の中、ばんえい競馬馬主協会などは必死の存続を訴えた。
開幕宣言をした帯広市の砂川敏文市長に対し2日、ばんえい競馬の馬主協会(大野清二会長)と調騎会(服部義幸会長)は計1億4000万円という具体的な寄付金額を盛り込んだ請願書を手渡した。また、入場門では十勝馬事振興会青年部(宝田浩二代表)を中心に署名活動が行われ、約1300人の署名が集まった。市営競馬組合の斉藤守助役は「他にも支援の申し出があり、10日までには具体案をまとめて帯広市側に提出する予定です。最後まであきらめません」と話していた。
(日刊スポーツ) - 12月3日9時57分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061203-00000078-nks-hok