2006年11月29日(水) 06時03分
05年の政治資金は2883億円、2年連続で減少(読売新聞)
政党や政治団体が2005年に集めた政治資金の総額は、前年比34億円(1・2%)減の2883億円だったことが28日、政治資金収支報告書をもとにした読売新聞社の集計で明らかになった。
2年連続の減少で、1987年(2784億円)以来の低さとなった。支出総額は2905億円で、ほぼ前年並みだった。
05年は郵政民営化関連法案が参院で否決されたのを受け衆院解散・総選挙が行われたが、解散には否定的な予測が強く、選挙準備に入るのが遅くなったことが、収支の規模を抑えたとみられる。
収入総額のうち、都道府県選管所管の地方分は同1%増の1554億円、総務相所管の中央分は同4%減の1328億円だった。内訳は、寄付(献金)が全体の34%、政治資金パーティーなどの事業収入が23%、本部・支部交付金17%、政党交付金11%、個人の党費・会費10%などとなっている。
(読売新聞) - 11月29日6時3分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061129-00000302-yom-pol