2006年11月28日(火) 03時10分
全信組連の子会社、ブラックリストに2924人誤登録(読売新聞)
全国の信用組合の融資データを一元管理する全国信用協同組合連合会(全信組連)の子会社「信組情報サービス(SKC)」(千葉)が今月初め、顧客2924人について、全国銀行協会の「全国銀行個人信用情報センター」(東京)に「延滞あり」との誤った情報を送り、“ブラックリスト”に登録されていたことがわかった。
SKCによると、同センターがシステム変更した際、SKC加盟の64信組がデータ修正をしていなかったという。
金融庁は「個人の重要情報を取り扱う機関としてあってはならないミス」として、SKCと加盟信組に原因の徹底究明と再発防止を指導した。
SKCによると、誤送信は今月1日、同センターのシステム変更に伴い、新システムにデータを移し替えるため、SKCから過去5年間の顧客の融資データを送った際に発生した。同センターが事前に、各信組に延滞情報を識別する記号の変更を依頼していたのに、64信組が変更していなかった。
(読売新聞) - 11月28日3時10分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061128-00000401-yom-soci