2006年11月25日(土) 13時37分
漫画本や雑誌ずらり 親子ら閲覧楽しむ ミュージアム 中京に開館(京都新聞)
開館したミュージアムで漫画の閲覧を楽しむ子どもたち(京都国際マンガミュージアム)
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漫画資料を保存・展示し、漫画文化を研究する京都市中京区の「京都国際マンガミュージアム」(養老孟司館長)が25日、オープンし、初日から漫画ファンや親子連れでにぎわった。
ミュージアムは、市と京都精華大が元龍池小を増改築して整備。明治以降の漫画本や雑誌など約20万冊を所蔵する。
この日は朝から、ミュージアム前に約30人が列をつくった。午前10時の開館を記念し、入館第一号の宇治市の小学5年、田中鈴菜さん(10)に期間限定の無料パスが贈られた。
施設内には、「少年マガジン」といった漫画雑誌の創刊号や海外の漫画などの展示コーナーが並び、来館者は、歴史資料の見学や漫画の閲覧を楽しんだ。
滋賀県野洲市の会社員益田拓也さん(38)は「生まれたころの古い作品もあり、漫画の歴史がよくわかる」と話し、千葉県から来たスウェーデン人のダニエル・サンデーンさん(26)も「子ども時代にアニメを見て日本文化に興味を持ったが、ここには海外では手に入らない作品もあって面白い」と話していた。
(京都新聞) - 11月25日13時37分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061125-00000024-kyt-l26