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国土交通省関東運輸局は24日、鉄道事業法に基づき、銚子電気鉄道(小川文雄社長)に対し、安全確保に関する事業改善命令を出した。定期保安監査で踏切の不具合などが確認されたため。同局は2カ月以内に改善状況を報告するように求めた。不十分ならば、罰則や運行停止、事業許可の取り消しもあり得るとしている。
10月にあった定期保安監査では、車両やレール、踏切などの検査記録を保存していないことが判明。さらに電車が踏切を通過中、遮断機が上がろうとする動きを確認した。制御装置の設定ミスが原因という。
また枕木の腐食が22カ所あり、「放置しておけば脱線もあり得る」(関東運輸局)状況も見受けられた。24カ所の踏切のうち6カ所で、警報機の赤いランプが脱落・腐食していたという。
同社は前回99年11月の保安監査の結果、枕木に不良が見つかったり、車両検査記録を保存していなかったりして、改善指示を受けていた。
同社幹部らはこの日夜、今後の対応を協議した。同社担当者は「できることからすぐに始めたい」と話した。
http://mytown.asahi.com/chiba/news.php?k_id=12000000611250002