2006年11月24日(金) 10時23分
再送:エリクソン、ソニーとの協力分野をモバイル・テレビに拡大へ(ロイター)
[ストックホルム 23日 ロイター] ソニー<6758.T>とスウェーデンの大手通信機器メーカーのエリクソン
は、事業協力分野を携帯電話からブロードバンド(高速大容量)を利用したモバイル・テレビへと広げる。エリクソンの幹部が23日、明らかにした。
エリクソンの製品戦略・ポートフォリオ管理担当責任者であるノードロフ氏は記者会見で、エリクソンとソニーが、自社製品をワイヤレス(無線)で結ぶソフトウエアを共同開発する予定であることを明らかにした。
ノードロフ氏は「携帯電話の成功により、エリクソンとソニーの間には強い自信が生まれている。われわれは屋内の機器を外の世界とつなぐソフト開発に共同であたる」と述べた。
モバイル・テレビについては、携帯電話でテレビ放送を常時楽しむ人の割合が全体の30%を占める状態を大衆市場と定義したうえで、2年以内に大衆市場化するとの見込みを示した。
エリクソンでは、通信会社がブロードバンドによるテレビ放送の提供を迫られると予想。
「ブロードバンドテレビは、重要なファクターになる。大半の通信会社は、顧客を失わないためにテレビ放送の提供が必要になると認識している」と述べた。
*カテゴリーを変更し再送します。
(ロイター) - 11月24日10時23分更新
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