2006年11月24日(金) 15時08分
マンガミュージアム始まるよ 完成祝い記念式典、25日開館(京都新聞)
テープカットし、ミュージアムの完成を祝う関係者ら(午後0時10分、京都市中京区・京都国際マンガミュージアム)
|
漫画資料を保存・展示し、漫画文化を研究する総合施設「京都国際マンガミュージアム」(養老孟司館長)の開館記念式典が24日、京都市中京区烏丸通御池上ルの同施設で行われ、市や大学、地元関係者ら約250人が新しい施設の完成を祝った。25日から正式にオープンする。
ミュージアムは、市と京都精華大が元龍池小を増改築して共同で整備。明治、大正時代の漫画本や雑誌など約20万冊を所蔵し、常時約4万冊を自由に閲覧できる。
地上3階、地下1階の延べ約5000平方メートル。1階は子どもフリーゾーンや多目的映像ホール、2階は講堂を改築したメーンギャラリー、3階には研究室を設けた。地下は収蔵庫として活用する。
式典は午前11時から始まり、桝本頼兼市長が「文化芸術の創造、国際観光都市・京都のさらなる活性化に向けた世界的文化拠点にしたい」とあいさつ。片桐充・京都精華大理事長も「元小学校の建物や校庭は貴重な文化遺産。大学の特色づくりに生かしたい」と述べた。続いて、桝本市長らがテープカットをし、出席者らが施設内を見学した。
(京都新聞) - 11月24日15時8分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061124-00000028-kyt-l26