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2006年11月24日(金) 00時00分

「著作権料高い!」大合唱 中国のカラオケ業界が拒否 東京新聞

 中国でカラオケの著作権料をめぐる大論争が起きている。国家版権局は一部屋につき一日十二元(約百八十円)を支払うよう指導を始めたが、上海や広州など大都市の業者団体は「高すぎる」などとして、こぞって拒否する声明を出した。

 地元紙によると、広州市文化娯楽業協会は、徴収先となる中国音像集体管理協会がまだ正式な団体でないこと、十二元の根拠が不明確、著作権がすでに消滅した曲もあるなどを、拒否の理由に挙げた。上海市娯楽行業協会も同様の理由で、一元程度が妥当としている。

 カラオケは老若男女に人気が高い。大半は個室型で、一部屋の価格は時間帯や広さなどで一時間五十元程度から、その十倍まで。当局は「著作権料はかならず徴収する。払わなければ使用できなくするまでだ」と強硬姿勢を示している。 (上海・豊田雄二郎)


http://www.tokyo-np.co.jp/00/kok/20061124/mng_____kok_____003.shtml