2006年11月24日(金) 22時11分

野村証券、９支店新設へ　国内店舗数はピーク並みに（朝日新聞）

　野村証券は２４日、個人取引の強化を狙い、来春をめどに東京、神奈川、埼玉、大阪の４都府県に９支店を新設すると発表した。国内店舗は不況期の９９年には１２４店まで減ったが、景気回復とともに増加に転じ、今回の出店でピークだった９１年の１５７店と同数になる。「団塊の世代」の退職本格化にあわせて首都圏や名古屋、大阪を中心に積極出店を進める。

　新店舗は、浜田山（東京都杉並区）や鎌倉、港南台（ともに神奈川県）、茨木（大阪府）などの高級住宅街やベッドタウンが多い。企業金融から資産管理までの全業務を行う従来型店舗ではなく、顧客の相談業務に特化した店舗にする。現金を扱わないキャッシュレス型で、出店コストも低く抑えられるという。

http://www.asahi.com/business/update/1124/131.html