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弁護士の人口の将来予測
司法制度改革審議会の最終意見書では、法曹人口を拡大するために99年に1000人程度だった司法試験合格者を段階的に増やし、10年までに3000人とする方針が打ち出されている。白書ではこの年間の合格者3000人を維持する前提で予測した。
試算によると、裁判官、検察官を含む法曹三者の人口は05年現在で2万6067人だが、36年に10万人に達し、56年には13万5465人となる。弁護士だけでは05年に2万2059人だったのが、56年には12万3484人に増加した。
一方、弁護士が1人で支える人口は現在は5789人だが、国全体の人口減と相まって、43年には1000人を切り、56年には772人になる計算だ。06年現在の欧米の状況と比較すると、フランス(1402人)とドイツ(597人)の中間程度。英国(510人)、米国(289人)には及ばないが、50年後には日本も現在のヨーロッパ並みの水準となる。
http://www.asahi.com/national/update/1124/TKY200611230321.html