2006年11月23日(木) 15時03分
都税6千万円滞納、東京都が「近未来通信」を捜索(読売新聞)
投資家への配当が滞るなど経営が混乱しているIP電話会社「近未来通信」(東京都中央区)に対し、東京都は22日、都税を滞納しているとして、本社を捜索した。
国税徴収法に基づく強制調査で、不透明な経営実態が8月末に明るみに出て以降、同社に強制調査が入ったのは初めて。
一方、投資家の相談を受けている弁護士有志は、来週中にも弁護団を結成する方針だ。
関係者によると、滞納している都税は、法人事業税と法人都民税で、延滞分を含め計約6000万円とみられる。
捜索は午後から、都主税局や中央都税事務所の職員計15人で約4時間行われた。都側は既に預貯金を差し押さえているが、新たに車1台とアクセサリーなど数点を差し押さえた。本社では社員数人が応対したが、幹部が不在で滞納分の支払い意思を確認できなかったという。
(読売新聞) - 11月23日15時3分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061123-00000101-yom-soci