2006年11月22日(水) 15時24分
各国語版「ドラえもん」など収蔵、まんが博物館開館へ(読売新聞)
各国語訳で出版されている「ドラえもん」(京都市中京区の京都国際マンガミュージアムで)
|
全国初の総合まんが博物館「京都国際マンガミュージアム」が25日、京都市中京区にオープンする。
市と京都精華大が開設。収蔵品は、「ドラえもん」のアジア各国での翻訳本や米国版「少年ジャンプ」などを含め約20万点を誇る。海外の大学との連携も始まり、まんがを通じた国際文化交流に乗り出す。
館長には、「バカの壁」などの著書で知られる解剖学者、養老孟司・東京大名誉教授(69)が就任する。旧龍池小学校校舎を増改築した3階建て延べ約5000平方メートル。総延長140メートルの書架に4万冊が並ぶ「マンガ本の壁」がミュージアムの顔になる。
「お宝」蔵書の一つが、世界各国の日本まんがの現地版。オーストラリアのチャイナタウンで販売されていた中国語の「名探偵コナン」、手塚治虫さんの「ジャングル大帝」フランス語版、ドイツ語で出版された日本の少女コミック集などで、収集には、豪・モナシュ大日本研究センターや独・ライプチヒ大が協力している。
(読売新聞) - 11月22日15時24分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061122-00000506-yom-soci