2006年11月22日(水) 00時45分
強度改良型ハブ、別の1台で亀裂…三菱ふそうトラック(読売新聞)
三菱ふそうトラック・バス製の大型トラックについて、強度を増した改良型の車軸部品「ハブ」が破断したトラブルを受け、破断したトラックの同型車などを対象に同社が実施している緊急調査で、別のトラック1台の同じハブにも亀裂が見つかっていたことがわかった。
このハブは、同社が一連の欠陥隠しに絡み、2年前に大型トラック計約24万台をリコール(回収、無償交換)した時には、対象としていなかった。国土交通省は同社に早期の原因究明を求めるとともに、脱輪トラブルを防ぐため、同じハブを使用するトラックの点検強化を指示した。
新たな亀裂は、1997年3月に登録され、静岡県内の運送業者が使用している25トントラックの左右の改良型ハブに見つかった。計15か所に亀裂があり、右側の亀裂の一つは長さ約10センチ、深さ0・8センチ。残りはごく微細なものだった。
(読売新聞) - 11月22日0時45分更新
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