2006年11月22日(水) 20時59分
全日空、国内線運賃再値上げへ…燃料費上昇で来年4月(読売新聞)
全日本空輸の山元峯生社長は22日の記者会見で、早ければ来年4月に国内線の普通運賃を再値上げする方針を明らかにした。
原油価格の高止まりで燃料費が上昇しているためで、開始時期や引き上げ幅は今後詰める。日航と全日空は、原油高への対応で、今年4月に国内線の普通運賃を値上げしており、再値上げは日本航空も検討している。
全日空の山元社長は「足元の燃油市況は値を下げているが、経営に与える影響は引き続き大きい。来年度も、企業努力でまかなえない可能性が極めて高い」と話した。日航も「現状の市況が続けば、値上げせざるをえない」としている。
国際線は日航、全日空とも原油高騰に伴う付加運賃制度を適用して実質的な値上げを行っている。
(読売新聞) - 11月22日20時59分更新
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