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インターネット検索大手「ヤフー」(東京)の業務委託先企業の社員が、ヤフー利用者のメールアドレスやIDを無断使用して掲示板に投稿を繰り返していたことがわかり、委託先企業はこの社員を無期限業務停止処分にした。
ヤフーも21日、自社サイト上におわびを掲載した。
ヤフーによると、この社員はヤフー社内の「お客様センター」に常駐し、掲示板の違反投稿を削除する業務を担当。昨年11月から今月までに、利用者のIDなどを勝手に使い、業務中に7回書き込みをした。「脈絡のない短文」だったといい、社員は調査に「違反投稿者に警告するため(彼らの)情報を使った」と答えたという。利用者からの指摘で、同社が調査していた。同社は、無断使用されたアドレスやIDの持ち主に謝罪のメールを送信している。
ヤフーPR部広報チームは「個人情報保護方針は委託先の社員にも適用される。故意に他人の情報を使ったことは重大で、総務省にも報告した」としている。 同社サイトには匿名投稿できる掲示板があり、月平均810万件の利用がある。