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都側の説明では、四男は同月19〜26日、文化行政担当の都参与とその妻、都職員と4人で、石原知事脚本の「能オペラ」の制作準備のためドイツの室内楽団や欧州で活動中の日本人作曲家と打ち合わせなどをした。四男の航空運賃や宿泊費は都が全額負担した。
四男は、都の若手芸術家の支援事業「トーキョーワンダーサイト」に助言、意見をする芸術家として、03年3月1日、外部委員「アドバイザリーボード」の委嘱を受けた。委員としての報酬は受け取っていないという。「事業の理解者として委員に委嘱した。旅費の支出に問題はない」としている。
しかし、委嘱の期間は同31日までの1カ月間だけ。この事業に詳しい都幹部の一人は「極めて不自然。海外出張させるために委嘱したと疑われても仕方ない」と話す。
「能オペラ」は04年2月に東京公演を予定していたが、作曲家との調整がつかず中止された。四男はその後も参与らの海外出張に数回同行しているが、都は出張費を負担していないという。
ワンダーサイト事業について石原知事は今年9月の記者会見で、「私が考えついたんだからね。トップダウンですよ」と話している。
http://www.asahi.com/national/update/1122/TKY200611220407.html